21年上半期最新!!注目を集めたコラボ企画
熱戦にわいたオリンピック。日本史上最年少の金メダルを獲得したスケとボードの西矢椛選手が「ラスカル」の話をしていたと発言したことでも話題になりました。その後、あらいぐまラスカルがスケボーに乗ったイラストを投稿した公式ツイートには、6.4万件ものいいねが付きました(8月調査時点)。
そこで今回の記事では、2021年上半期に話題になった、アニメ・キャラクターとのコラボレーション施策をまとめてご紹介。トレンドや企画の参考に、ぜひご覧ください。
2021年上半期に話題になったコラボは?
市場では、コロナ禍の影響による「おうち時間」を充実させる商品に引き続き注目が集まった21年上半期。アニメやキャラクターを活用した施策では、どんなキャンペーンが話題になったのでしょうか?上半期のコラボキャンペーン情報を、まとめてご紹介します。
※当社のコーディネート事例ではありません。
第一三共ヘルスケア「トラフル(口内炎薬)」×おジャ魔女どれみ
口内炎治療薬の「トラフル」とアニメ「おジャ魔女どれみ」がコラボレーション。ターゲット層である20代の女性にとって、もっとも懐かしいアニメという調査結果が得られたことから採用を決定したとのことです。コラボ動画をWeb・SNSのみで公開し、店頭什器を展開したところ、売上増に寄与する結果となったそうです。
参考元:「おジャ魔女どれみ」とコラボで“想定以上の効果” 第一三共ヘルスケアが、制約だらけの医薬品で挑むデジタル戦略:デジタル販促戦略の現在(1/4 ページ) – ITmedia ビジネスオンライン
吉野家×漫画「魁!!男塾」
牛丼と吉野家と漫画「魁!!男塾」がコラボレーションし、「魁!!吉野家塾」と題したキャンペーンを開催。もっともハードルの高い賞品である「お名前入りオリジナル丼」を手に入れるには、「260日間で220回来店しなければ達成できない」という攻めたキャンペーン内容で話題となりました。常識が通用しない「魁!!男塾」の世界観があるからこそできる、ユニークな施策です。
【勇者への称号と褒章】
引用元:魁!!吉野家塾開塾。塾生募集!吉野家塾へ入塾せよ!
『来店回数に応じて貯まった米礼慈(マイレージ)により、貴殿の階級が定められる。階級が上がるに従い、師範、達人、匠、仙人の称号も与えられる。米礼慈、称号に応じて、牛丼半額券や無料券、1,000円分デジタルギフトや、塾生限定オリジナルブラックプリペイドカード、オリジナル名入り丼などの品が贈呈される。
リプトン×アイドリッシュセブンオリジナルグッズプレゼントキャンペーン
リプトンが、対象商品の購入でレモンティー・ミルクティー・グレープティーのイメージで作成されたアイドリッシュセブンのオリジナルアクリルスタンドが当たるプレゼントキャンペーンを実施。予想外に応募が殺到し、キャンペーンに参加できない人が出たため、期間が延長に。また、Twitterトレンド1位に「七瀬陸の訴求力」、4位に「リプトン」がランクインするなど、大きな注目を集めました。
コラボの波及効果も高く、日経トレンドにも記事が掲載。キャラクターイラストが掲載されたオリジナルパッケージを保存しておきたいファンが思い思いに保管の仕方をツイートしていたところ、日本製紙が良い保管の仕方をツイートするなど、さまざまなところで話題となりました。
シーブリーズ×ハイキュー
制汗アイテム「シーブリーズ」とアニメ「ハイキュー!!」の2年連続コラボが実現。コラボムービーを展開するほか、商品を購入するとオリジナルステッカーやボイスドラマが手に入るキャンペーンを実施。Twitterでもトレンド入りしました。
まとめ
上記のように、コロナ禍にも関わらず、21年上半期もさまざまなアニメ・キャラクターを活用したキャンペーンが話題となっています。どの企画にも共通するのは、コンテンツの世界観をフル活用し、作品のファン層に響く企画内容を練り上げている点です。
作品ファン層をしっかり取り込むことは、話題化・販促効果向上の両面において、アニメ・キャラクターコラボ施策の成功秘訣であると言えるでしょう。