行動促進施策も本格的に再始動！春のコラボスタンプラリー事例まとめ
ゴールデンウィークももう間近。マスク着用義務や集客の人数制限が撤廃され、消費者の行動を促進するようなプロモーション施策が復活してきています。市場が以前の姿に戻りつつあるなか、コロナ禍では縮小していたスタンプラリー施策もあちこちで再開しています。
そこで今回は、2023年春に行われたキャラクターを活用したスタンプラリーの事例をピックアップしてご紹介します。夏・秋の行楽シーズンに向けて、キャラクタースタンプラリー企画を検討してみませんか？
キャラクターを活用したスタンプラリーのメリットは？
企業・自治体等が行うスタンプラリーは、プロモーション施策の一貫として以下のような目的で行われるのが一般的です。
・集客
・来場者のエリア内回遊促進
・ラリースポットでの販売促進
・そこでしか味わえない体験の提供
アニメやキャラクターなどとコラボレーションしたスタンプラリーは、このような目的を持った施策に次のようなプラスアルファのメリットを与えられます。
・人気コンテンツのパワーでファン層を集客
・複数キャラクターのラインナップを活かしてコンプリート欲促進
・作品のコンセプトや世界観を連動したストーリー性の付加
・オリジナルノベルティ、限定グッズなどを通じた販売促進
・ボイスやフォトフレームなどデジタルノベルティの付加価値アップ
・発信力の高いファン層による口コミ拡散、話題性アップ
プロモーション施策としてのスタンプラリーを成功させるには、参加者にラリースポットを巡ってもらうための動機づけが必須です。キャラクターを活用したスタンプラリーは、ファン層にそこでしか得られない体験や商品を提供することで、プロモーションの成功確率を高めることができます。
春のコラボスタンプラリー事例まとめ
2023年春に開催されたキャラクターを活用したスタンプラリーの事例をピックアップし、ご紹介します。
※トキオ・ゲッツの事例ではありません。
大阪メトロ×テレビアニメ「鬼滅の刃」謎解きラリー
4月より新シーズン「刀鍛冶の里編」の放送がスタートしたテレビアニメ「鬼滅の刃」と大阪メトロがコラボレーションし、地下鉄の駅を巡る謎解きラリーが開催されています。
地下鉄6駅に設置された謎を解き明かしながら秘宝を探すストーリー。参加者は乗車券付きの参加キットを購入し、専用アプリを使用して参加します。達成した人にはオリジナルの缶バッジが進呈される仕組みになっています。
@OM_kimetsu
参考リンク：Osaka Metro x TVアニメ『鬼滅の刃』「地下鉄潜入すごろく大作戦 ～秘宝 謎解きラリー～」
小田急箱根グループ×箱根小涌園ユネッサン×TVアニメ「弱虫ペダル」
自転車競技をテーマにした「弱虫ペダル」は、ライバル校「箱根学園」（ロードレースの名門校）が登場します。小田急箱根グループと箱根小涌園ユネッサンは、箱根にゆかりのあるTVアニメ「弱虫ペダル」とコラボレーションし、スタンプラリーやグッズ販売などを行いました。
箱根登山電車や箱根海賊船、箱根ロープウェイなどで箱根を周遊し、スタンプを集めた最後には箱根小涌園ユネッサンにてプレゼントが受け取れる仕組みになっています。
参考リンク：箱根小涌園ユネッサン×TV アニメ「弱虫ペダル LIMIT BREAK」
東武動物公園×TVアニメ「ブルーロック」
東武動物公園はTVアニメ「ブルーロック」とコラボレーションしたイベントを開催しました。ブルーロックのキャラクターが動物に扮したちびキャライラストや、キャラクターが動物と触れ合うオリジナルイラストを展開。コラボ入園券を購入した人は、スタンプラリー台紙をもらい、スタンプを集めるとさらにポストカードの特典を得られる仕組みになっています。
参考リンク：ブルーロック×東武動物公園 | AMNIBUS
渋谷・ミヤシタパーク×「バッドばつ丸」
今年デビュー30周年を迎えるサンリオのキャラクター「バッドばつ丸」と渋谷・ミヤシタパークがコラボレーションしたイベントが開催。ミヤシタパーク内の店舗ほか、渋谷・原宿地区のサンリオショップを巡るデジタルスタンプラリーも開催され、デジタルスタンプを3つ集めた人には30周年記念ビジュアルのステッカーがプレゼントされました。
参考リンク：2023年は、バッドばつ丸デビュー30周年！｜株式会社サンリオのプレスリリース
まとめ
上記の事例からもわかるように、キャラクターはスタンプラリー施策をより魅力的に演出することができます。商品・サービスのターゲット層とファン層がマッチするコンテンツを組むことで、より効果的なスタンプラリーが企画可能です。魅力的なキャラクタースタンプラリー施策を夏・秋の行楽シーズンのプロモーション施策のヒントにしてください。
