シルバニアファミリー40周年事業発表会/山本美月さんが思い出を語る

かわいらしい動物たちが、緑豊かな森の中で生活する世界を表現したドールシリーズ「シルバニアファミリー」が、2025年3月20日に40周年を迎えるにあたり、前日の3月19日(水)、東京都千代田区にあるホテルニューオータニで「シルバニアファミリー40周年事業発表会」が行われました。

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シルバニアファミリーの開発の哲学は「徹底的な美の追求」

発表会では、シルバニアファミリーシリーズを発売する株式会社エポック社の前田道裕社長が登壇し、シルバニアファミリーの40年の歩みや販売開始時のエピソードなどを語りました。

「私の父(前田竹虎前社長)とその開発のチームが、『植毛』という技術が玩具に使用可能なコストになってきたということに気付き、動物の肌の感じ、毛並みの感じが出るのではないか」と、動物たちの人形を開発したのがきっかけとのこと。1985年に市場に登場するや人気商品となり、その年のクリスマス商戦を待たず売り切れになったのだとか。

株式会社エポック社の前田道裕社長

シルバニアファミリーの開発の哲学は、徹底的な美の追求。40年前から、大人の女性の審美眼にかなう基準を置き、常に美しい商品を世の中に提供してまいりました。『こんなに愛くるしい動物ならきっとどこかに存在するに違いない』と思わせてしまうほどの美しさです」と語り、「世界の多種多様な文化の中で皆様から愛されるシルバニアファミリーを追求して参ります」と抱負を述べました。

また、ブランディングを担当する前美里マネージャーからは、4月25日(金)から池袋で開催される「シルバニアファミリー展40th」や、妖精たちが住む世界を表現した新シリーズの紹介なども行われました。佐川ヒューモニーが展開する電報サービス「VERY CARD」では、 5月2日(金)からシルバニアファミリーのウェディング向け祝電の予約受付を開始するとのこと。かわいらしいウェディング衣装をまとったショコラウサギの人形がセットになっています。

遊びの自由度が高いので、想像力を養うものとしてとてもいい

俳優の山本美月さんがご自身の思い出を語りました

続いて、幼いころに自身もシルバニアファミリーで遊んでいたという俳優の山本美月さんが登壇。「最初に買ってもらったのはウサギの家族。おうちは叔父が作ってくれた小さな家なんですけど、母がかわいい布で壁紙を貼ってくれて、その家で最初は遊んでいました」と思い出を語りました。また、現在発売されている赤い屋根の大きなおうちを見ると、「昔より進化してますね! 洗濯機がドラム式になってるのにもびっくりしました。つい見入っちゃいますね」と興味津々。

ショコラウサギのクレアちゃんとパチリ

自身も一児の母である山本さんは、母親目線での魅力を聞かれると「すごく小さなものまで作り込まれていて遊びの自由度が高いので、想像力を養うものとしてとてもいい」と語り、なかよしの家族が描かれるシルバニアファミリーにちなんで自身の家族円満の秘訣を聞かれると、「私自身もおもちゃが好きで、子どもと楽しいことを共有することができるので、そういうことが仲のいい家族を作る秘訣かなと思います」「最近は絵本を全力で読んでいます(笑)。何役も演じ分けて読んでいます」と楽しいエピソードを明かしました。

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